お人形の女の子が人間の男の子に恋をしてしまった歌。お人形のお口では、好きな人に気持ちを伝えることは愚か、名前を呼ぶことすら許されない。お人形の冷たい指では、貴方に触れることさえもできない。だけど、一晩だけ夢見ることを許された少女。僅かな時の中、彼女は一生分の愛を注いだの。きっと関係ないの。いつ死んでしまうかなんて。きっと関係ないの。愛を伝えるだとか伝えないだとか。ただ、今を。大切だと思える人の側で、後悔のないように生きれたなら。代償の無い愛を与え、与えられる。そんな世界が小さくても貴方の周りで作り出せますように。私もそんな世界の中で、時を刻み続けたい。そんな願いを込めて「うたかたの夢」を。

蛍の光。それは、愛する人を探す為だと言われています。地上に出れば短い命。明日尽きるかもしれない命の中で蛍は、綺麗な光を放ち、そして大切な人を探します。人は、いつしか当たり前になった世界の中で生きています。この曲を通じて｢永遠が永遠ではないこと｣それが届けばいいなと思います。そして大切な人に大切な言葉を、優しい言葉を届けてあげてください。蛍の光が燃え尽きる前に。オトギノ🐈

この世界にはどうしようもない恋があります。どうしようもなく好きなのに、どうしようもなく報われない恋。それは"最後から捲った物語"のように結末が分かりきった恋。誰かはこれを時間の無駄だというかもしれない。誰かはこれを無意味な悲しみだというかもしれない。だけど私はその気持ちを大切にしてほしいです。人生には二つの恋があります。＜誰かからとても愛される恋＞＜誰かをとても愛する恋＞叶わないと分かりきった恋ならば、好きな人の幸せを心から願って愛してあげればいい。“愛されること”みんなそれを望むけれど、本当はそれ以上に大切な愛がある。“愛すること”愛されないのに愛するのは、みんな苦しくて逃げちゃうけれど。どうか、もう一つの愛の形で貴方の好きな人の...

人は涙を流した時、目が真っ赤になります。それが何だか兎さんの様だなと思って書いた曲です。女の子は本当の恋をすると皆んな兎さんになるのです。耳を澄まして好きな人の声を探します。鼻をくんくんして好きな人の香りに落ち着きます。好きな人には少しだけ甘えたくなります。そして好きな人を想うほど愛しくて、切なくて涙が溢れます。赤い目うさぎ。それはとっても一途な女の子の初恋のお話。是非、月が綺麗な夜に聞いて欲しい曲です。オトギノ

『匿名希望』それは都会の横断歩道で立ち止まったとき、ふと浮かんだフレーズです。ネットの普及により、誰でも簡単に匿名になれる時代。そして、社会までもが匿名で溢れている気がします。そしてそんな世界へ惹かれてしまう子ほど真っ白なキャンパスを持っています。鮮やかな絵を描いています。これは、独りぼっちの女の子に向けた曲です。匿名を求めるほど自分を見失った1人の少女に。匿名に染まった大人に怯えている少女に。そして私自身の「希望」のために。オトギノP

絵本の「マッチ売りの少女」をテーマにした曲です。動画の冒頭の詩のようにマッチ売りの少女の終わりは「しあわせ」か「ふしあわせ」かこの曲を作りながらもずっと考えていましたがだけど、結局答えは見つかりませんでした。ただ、この歌の少女は過去の記憶の中必死に愛を忘れないように願います。例え。偽りに染められても。彼女は愛しい彼を想い続けます。忘れないように。消えないように。きっと少女は愛を忘れてしまえばもっと楽に生きれるの。でも、それができないほどに愛する夢を見た少女。それがこの歌の『マッチ売りの少女』です。オトギノP